FAQ(よくあるご質問)

 

■ パネルの表示部に測定値が表示されない。("----"表示になる)

■ トリガを送信しても測定が開始または設定が変更されない。

■ 測定完了にかかる時間が知りたい。

■ Easy Controller for PCR-Mを実行しようとするとエラーが表示されて実行できない。

 

■ パネルの表示部に測定値が表示されない。("----"表示になる)

 

自動継続モードはオンになっていますか?本機は、自動継続モードオフがデフォルトになっています。

トリガソースはIMM(デフォルト)になっていますか?

:INITiate:CONTinuous:SEQuence3 ON

:TRIGger:SEQuence3:SOURce IMM

 

ファームウェアバージョン1.20以降のPCR-Mシリーズの表示部は、モニタとして動作しています。負荷に出力されている現在の値を表示します。

ファームウェアバージョン1.19以前のPCR-Mシリーズの表示部は、INITコマンドやMEASureコマンドで測定したときの値を表示します。そのため、フロントパネルの操作がローカルからリモートに切り替わったとき、有効な測定データを問い合わせできない状況のとき、測定が完了していないとき、*RSTまたは*RCLコマンドが送信されたときには、データがない事を意味する"---"が表示されます。

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■ トリガを送信しても測定が開始または設定が変更されない。

 

シーケンスの状態が、WTG(Waiting for Trigger)状態になっていますか?

トリガで測定を開始する場合には、トリガソースをBUSに設定してからINITコマンドでシーケンスをWTG状態にします。

 

シーケンス3の例

:TRIGger:SEQuence3:SOURce BUS

:INITiate:SEQuence3

WTG状態でトリガを送信すると測定を開始します。

:TRIGger:SEQuence3

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■ 測定完了にかかる時間が知りたい。

 

本製品は測定動作開始から測定完了に最大330msを必要とします。

INITコマンドとともに*OPC?クエリを送信すると、測定動作がすべて完了した時点で、出力キューにASCII文字の「1」が準備されます。

 

シーケンス3の例

INITiate:SEQuence3;*OPC?

このレスポンスを取得した時点で測定処理は完了しているので、FETC?を使用すると測定データを取得できます。

シーケンス1の場合には:INIT:SEQ3を:INIT:SEQ1に変更します。

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■ Easy Controller for PCR-Mを実行しようとするとエラーが表示されて実行できない。

 

パソコンにVISAライブラリがインストールされていますか?

Easy Controller for PCR-MはVISAライブラリが必要です。

 

VISAライブラリがインストールされていても、エラーが出る場合には、VISAライブラリを再インストールしてください。

 

NI-VISA、Agilent VISAのインストールはそれぞれの取扱説明書を参照してください。

KI-VISAのインストールは本製品の取扱説明書「4.2.1 VISAライブラリのインストール」を参照してください。