リミット値の設定

CURR

AC電流リミット値を設定します。→チュートリアル

コマンド 

[SOURce:]CURRent[:LEVel][:IMMediate][:AMPLitude] {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]CURRent[:LEVel][:IMMediate][:AMPLitude]? [MIN|MAX]

パラメータ

設定値 PCR500M: 0.1〜5.25(デフォルトは5.25)
PCR1000M: 0.2〜10.5(デフォルトは10.5)
PCR2000M: 0.4〜21.0(デフォルトは21.0)
単位 A(RMS)

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

CURR?に対して、AC電流リミット値をNR3形式で返します。

CURR:OFFS

DC電流リミット値を設定します。→チュートリアル

コマンド 

[SOURce:]CURRent:OFFSet[:IMMediate] {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]CURRent:OFFSet[:IMMediate]? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 PCR500M: 0.1〜4.2 (デフォルトは4.2)
PCR1000M: 0.2〜8.4(デフォルトは8.4)
PCR2000M: 0.4〜16.8(デフォルトは16.8)
単位 A

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

CURR:OFFS?に対して、DC電流リミット値をNR3形式で返します。

CURR:PROT:STAT

電流リミット動作の種類を設定します。

コマンド 

[SOURce:]CURRent:PROTection:STATe {ON|OFF|1|0}

[SOURce:]CURRent:PROTection:STATe?

パラメータ

設定値 ON (1) TRIP動作(デフォルト)
オーバーロードが3秒を超えたとき、OUTPUTをオフにしてアラームを発生
  OFF (0) LIMIT CONTROL動作
オーバーロードのときに、電流リミット値を超えないように出力電圧を下げる

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

CURR:PROT:STAT?に対して、電流リミット動作の種類をNR1形式で返します。

FREQ:LIM

周波数のアッパーリミット値を設定します。

コマンド 

[SOURce:]FREQuency:LIMit[:UPPer] {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]FREQuency:LIMit[:UPPer]? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 40〜500(デフォルトは500)
単位 HZ

有効出力モード       AC、DC+AC、EXT-DC、EXT-AC

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

FREQ:LIM?に対して、周波数のアッパーリミット値をNR3形式でを返します。

FREQ:LIM:LOW

周波数のロワーリミット値を設定します。

コマンド 

[SOURce:]FREQuency:LIMit:LOWer {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]FREQuency:LIMit:LOWer? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 40〜500(デフォルトは40)
単位 HZ

有効出力モード       AC、DC+AC、EXT-DC、EXT-AC

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

FREQ:LIM:LOW?に対して、周波数のロワーリミット値をNR3形式でを返します。

VOLT:LIM

AC電圧のアッパーリミット値を設定します。

コマンド 

[SOURce:]VOLTage[:LEVel]:LIMit[:UPPer] {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]VOLTage[:LEVel]:LIMit[:UPPer]? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 0〜275.0(デフォルトは275.0)
範囲外の場合には、SCPIエラー(-222, "Data out of range")発生。
単位 V(RMS)

有効出力モード       AC、DC+AC

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

VOLT:LIM?に対して、AC電圧のアッパーリミット値をNR3形式でを返します。

VOLT:LIM:LOW

AC電圧のロワーリミット値を設定します。

コマンド 

[SOURce:]VOLTage[:LEVel]:LIMit:LOWer {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]VOLTage[:LEVel]:LIMit:LOWer? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 デフォルトは0
    135Vレンジ  0〜137.5
    270Vレンジ  0〜275.0
    範囲外の場合には、SCPIエラー(-222, "Data out of range")発生。
単位 V(RMS)

有効出力モード       AC、DC+AC

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

VOLT:LIM:LOW?に対して、AC電圧のロワーリミット値をNR3形式でを返します。

VOLT:OFF:LIM

DC電圧のアッパーリミット値を設定します。

コマンド 

[SOURce:]VOLTage:OFFSet:LIMit[:UPPer] {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]VOLTage:OFFSet:LIMit[:UPPer]? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 デフォルトは388.0
    135Vレンジ  -194.0〜388.0
    270Vレンジ  -388.0〜388.0
    範囲外の場合には、SCPIエラー(-222, "Data out of range")発生。
単位 V

有効出力モード       DC、DC+AC

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

VOLT:OFFS:LIM?に対して、DC電圧のアッパーリミット値をNR3形式でを返します。

VOLT:OFF:LIM:LOW

DC電圧のロワーリミット値を設定します。

コマンド 

[SOURce:]VOLTage:OFFSet:LIMit:LOWer {<numeric>|MIN|MAX}

[SOURce:]VOLTage:OFFSet:LIMit:LOWer? {MIN|MAX}

パラメータ

設定値 デフォルトは0
    135Vレンジ  -388.0〜194.0
    270Vレンジ  -388.0〜388.0
    範囲外の場合には、SCPIエラー(-222, "Data out of range")発生。
単位 V

有効出力モード       DC、DC+AC

*RST、*RCLの送信時には 表4のように設定されます。

レスポンス 

VOLT:OFFS:LIM:LOW?に対して、DC電圧のロワーリミット値をNR3形式でを返します。

OUTP:PROT:CLE

アラームを解除します。

コマンド 

OUTPut:PROTection:CLEar